Square 請求書を安全にご利用いただくために
Square 請求書とは、加盟店さま側でカード情報を手入力しなくても、お客さまから支払いを受け付けられる便利な請求書機能です。しかし同時に、支払いが目の前で行われないことによるリスクについても配慮が必要です。この記事では、本機能を使って請求する際の注意点について説明します。
1. 信頼できるお客さまと取引する
Square 請求書を送る管理は、店舗/事業側であるあなたの手にかかっています。信頼できる相手に商品を販売し、代金を請求書で請求することが重要です。たとえば大量の注文や、通常では考えられないような注文があった場合には、注文主に直接電話をかけて確認するなどの対応をお勧めします。相手が電話に出ない、電話番号が通じないなどの場合には、販売しないようにしてください。
2. 請求書は毎回、お客さまのメールアドレスまたは電話番号に直接送信する
そうすることで、確実に請求書が届き、代金を支払う必要を認識してもらうことができます。これは支払い異議申し立ての防止に役立ちます。請求書の控えが必要な場合は、送信先に自分のメールアドレスまたは電話番号を含めることができます。
3. 何度も請求書の支払いが試行された場合には確認をする
請求書の支払いが一定回数に達すると、安全保護のため請求書は自動的にキャンセルされます。請求書がキャンセルされた旨の通知を受け取った場合は、お客さまの身元を確認する、他の支払い方法 (銀行振込、現金など) に切り替える、または売上そのものをキャンセルするなどの対策を講じることをお勧めします。
4. 商品の直接受け取りに注意する
Square 請求書で代金を支払い、商品やサービスを店頭で受け取りたいと希望する場合、盗難カードの情報が使われた可能性があります。こういった場合には、店頭での受け取り前に、Square データの [売上] タブから [お取引] に進み、この取引に使われたカードの種類と番号の下4桁を確認しておきます。来店時には、カードと身分証の提示を依頼し、確認済みのカード情報と照合します。
お客さまに対面決済で請求書を支払うことをリクエストするオプションもあります。
5. 至急発送や速達便の依頼に注意する
商品の届け先住所に不審な点がないかを確認します。私書箱や荷物転送サービスなどは不正な取引と結びついている場合が多いため、そのような住所への商品発送は推奨されません。また、法人と称する注文者が個人宅への発送を指定している場合なども、不正取引の可能性が考えられます。
6. 利用規約とお届け予定についての情報を含める
支払いの際には、加盟店さまの規約やポリシーをお客さまが理解していることを確認してください。潜在的な支払い異議申し立てを防ぐため、請求書に以下の情報を記載します。
払い戻しに関する規約
キャンセルポリシー
利用規約
お届け予定日
詳細については、カード決済を安全に行うにはをご覧ください。