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Square 予約のレポート機能

Square 予約プラスまたはプレミアムを利用して、高度な機能が揃った予約レポートを作成しましょう。業績を一目で確認しやすくなります。スタッフのパフォーマンスと今後の予約に関するレポート機能については、以下のガイドをご覧ください。

スタッフのパフォーマンスレポート

スタッフのパフォーマンスレポートには、「顧客維持」、「事前予約」、「スケジュール稼働率」の3つの指標があります。これらの指標では、キャンセルまたは「無連絡キャンセル」とマークされていない、予約による来店のみが対象となります。

スタッフのパフォーマンスレポートにより、次のことが行えます。 

  • スタッフ(または事業全体)のパフォーマンスを測定します。スタッフを管理する立場にある方にも、個人事業主さまにもご活用いただけます。

  • 売上データではなく予約データに基づき、顧客維持や事前予約などのパフォーマンス指標をリアルタイムで確認できます。

  • スタッフの合計予約時間と予定勤務時間を比較して、スケジュール稼働率を確認できます。

Square データからスタッフのパフォーマンスレポートにアクセスするには、次の手順を行います。

  • [レポート] > [予約レポート] > [チームのパフォーマンス] の順にクリックします。 

  • フィルター(期間、店舗、スタッフ、サービスなど)を使用して、各指標の概要を確認します。

  • [顧客維持]、[事前予約]、[スケジュール稼働率] のパーセント値の横にある [詳細を見る]を選択し、スタッフのその他の指標データやレポートの詳細を表示します。

重要な注意事項

  • このレポートの作成対象期間は最長1年です

  • この時点で定期予約は指標計算に完全には含まれていません。定期予約が指標計算に含まれるのは、支払いまたは編集(再スケジュールまたはサービスやスタッフの変更)が完了した後のみです。

  • 店舗、スタッフ、サービスで絞り込むと、指標は選択した絞り込み条件と一致する予約に基づいてのみ算出されます。「サービス別(またはスタッフ別)に表示」において、選択したサービス(またはスタッフ)と一致する予約がない場合は、サービスの行(またはスタッフの行)は表示されません。

顧客維持

「顧客維持」とは、継続顧客の数をお客さま総数で割った値です。継続顧客とは、ある期間から1年以内に再び来店されたお客様を指します。「お客さま総数」とは、ある期間内に来店したお客さまの人数のことです。

例:

  • 2023年1月1日~2023年3月31日の期間を設定したとします。

  • この期間に予約したお客さまは1名のみでした。

顧客維持率 計算 説明
お客さまが初回予約で2022年12月に来店され、2回目の予約で2023年3月に来店された場合 100% 再来店1回 ÷ 来店回数(合計)1回 この場合のお客さまは、対象期間のリピート顧客とみなされます。
お客さまが初回予約で2021年1月に来店され、2回目の予約で2023年3月に来店された場合 0% 再来店0回 ÷ 来店回数(合計)1回 この場合のお客さまは、1年以上来店されなかったため、この期間内では新規顧客とみなされます。

事前予約

「事前予約」とは、事前予約したお客さまの来店回数を合計来店回数で割った値です。お客さまが現行の予約分終了時間から24時間以内に今後の予約を1件以上行った場合、事前予約とみなされます。 

事前予約は、加盟店さままたはそのスタッフが現行の予約でお客さまの今後の予約を確保できたかどうかを知るのに役立ちます。今後の予約がキャンセルされた、または「無連絡キャンセル」とマークされた場合、今後の予約は確保されないため、現行の予約は事前予約としてカウントされません。

現行の予約以前に予約済みの今後の予約があった場合も、現行の予約は事前予約としてカウントされません。今後の予約は、上記で説明した期間内に予約される必要があります

例:

  • 2023年1月1日~2023年3月31日の期間を設定したとします。

  • この期間に予約したお客さまは1名のみでした。

  • 予約をされたお客さまは2023年1月1日に来店しました。

  • 1月1日の予約来店の際に、このお客さまは次回2023年4月のサービスを事前予約しました。

事前予約率 計算 説明
顧客側にその他の操作はなかった。 100% 事前予約で1回訪問/合計1回訪問 顧客が1月1日の予約を事前予約します
2023年1月15日に別の予約があり、1月15日の訪問時に事前予約はありません。 50% 事前予約で1回訪問/合計2回訪問 顧客は1月1日の予約を事前予約をしたが1月15日の予約はしていない
1月の訪問以前に、顧客はすで2023年5月の予約を済ませていた。 100% 事前予約で1回訪問/合計1回訪問 以前5月に行った予約は、24時間以内の予約でなかったため事前予約としてカウントされない。
1月の訪問以前に、顧客はすでに2023年4月開始の毎月15日の定期予約を済ませていた。 100% 事前予約で1回訪問/合計1回訪問 以前予約した定期予約は、24時間以内の予約でなかったため事前予約としてカウントされない。
顧客が2022年4月の予約をキャンセルまたは無連絡キャンセル。 0% 事前予約で0回訪問/合計1回訪問 今後の予約は一切行われないため、事前予約も発生しない

スケジュール稼働率

スタッフのパフォーマンス管理画面にある3つ目の指標は、スケジュール稼働率です。「スケジュール稼働率」とは、スタッフの合計勤務時間(予約可能な時間枠の合計)のうち、お客さまが予約した時間(予約時間)の割合を指します。この指標は、スタッフの配置状況に過不足がないか判断し、スタッフのパフォーマンスを把握するのにも役立ちます。 

  • 予約された時間の合計:特定の期間中(フィルターで選択可)に、サービスに対してスタッフが予約されている合計時間。この指標には、キャンセルされた予約、無連絡キャンセルとなった予約、受付拒否された予約、またクラス予約は含まれません。ただし、未払いの予約や再スケジュールされた予約は含まれ、スタッフの稼働率に反映されます。

  • 予約可能な時間の合計:加盟店さまの店舗で予約可能な合計時間。つまり、スタッフの現在の定期スケジュールと、選択した期間内で変更された勤務時間を合計した時間です。営業時間、個人の予定、過去の定期スケジュールは、予約可能な時間の合計には含まれません。

複数スタッフが勤務する店舗のスタッフの稼働状況レポートを表示している場合、ここにはレポート期間中に勤務を開始したスタッフがいるかどうかも示されます。 

予約予測レポート

Square 予約の「予約予測レポート」には、今後数週間または数か月の推定収益額が表示されます。 詳しくは、予約予測レポート方法をご覧ください。

スタッフのアクセス権限

デフォルトでは、各スタッフは自分の指標を確認できます。新しいスタッフを登録すると、そのスタッフも自分の指標を表示できるようになります。スタッフがスタッフ全員の指標を閲覧できるようにするには、スタッフのアクセス権限を編集してください。これは次の手順で行います。

  1. Square データから [スタッフ] > [アクセス権限] の順に選択します。

  2. アクセス権限を編集する役割を選択します。

  3. [レポート] を選択し、[予約レポートを閲覧] ボックスと [すべてのスタッフ別レポートを閲覧] ボックスにチェックを入れます。

  4. [続行] > [保存] の順にクリックします。

カテゴリのとりまとめ

Square 予約プラスおよびプレミアムをご利用の場合は、カテゴリをとりまとめて複数の商品カテゴリをグループ化して絞り込んだり、一度に表示したりできます。カテゴリのとりまとめフィルターは、カテゴリ別売上レポートと商品別売上レポートに適用できます。とりまとめ別に表示すると、サービス売上総額対小売売上総額が表示されます。

Square データからカテゴリのとりまとめを作成するには、以下の手順を行います。

  1. [レポート ] > [カテゴリ別売上] の順にクリックします。

  2. [とりまとめ] をクリックします。

  3. とりまとめ名を入力し、グループ化する商品カテゴリを選択します。 

  4. [カテゴリのとりまとめを作成] をクリックします。

カテゴリのとりまとめは、Square 予約POSレジアプリの商品レイアウトやメニュー表示には反映されず、レポート作成のみを目的としています。

詳しくは、オンラインで商品を登録・管理するをご覧ください。

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