Square オンラインビジネスの概要ページに関する重要な変更点
Square オンラインビジネスの概要ページのさまざまなセクションがSquare データの他の箇所に移動したことについて、複数の通知をお受け取りになったかもしれません。ここでは、Square オンラインビジネスのサイトの管理に必要な機能を見つけることができるよう、これらの変更が加盟店さまとワークフローにどのような影響を与えるかについてご説明します。
Square オンラインビジネスの操作方法について詳しくは、SquareデータでSquare オンラインビジネス概要ページを操作する方法をご覧ください。
概要
対面販売やオンライン販売の管理がいつでも簡単なわけではないというフィードバックをいただきました。たとえば、過去に商品マスタに新規商品を追加した場合、対面販売で使用するには分類する必要がありますが、これをSquare オンラインビジネスサイトで使用するには、また別途で分類する必要がありました。Squareは、このような繰り返しのワークフローをSquare オンラインビジネスからなくすため、Squareの製品やツールの統合を図っています。これにより、複数箇所で同じ作業を行う時間を減らせます。
Square オンラインビジネスの概要ページの各セクションは2024年にそれぞれ移行され、年末までにはすべての変更が完了する予定です。
Square オンラインビジネスの概要ページの左側にあるナビゲーションメニューの以下のタブが、Square データの他の部分に移動します。
- [商品] にある [サイトの商品] と [サイトカテゴリ]
- [設定] または [共通設定] にある、[消費税]
- [商品] または [共通設定] にある、[クーポン]
- お届け方法
- 注文
- レポート
移行に伴い、一部の機能はわずかに見た目が変わる場合がありますが、Square オンラインビジネスのサイトの商品、サイトカテゴリ、消費税、クーポン、お届け方法、注文、レポートなど、ほぼすべての機能そのものは変わりません。ただし、移行期間中に、ほとんど使用されていない機能は削除されます。
従来、Square オンラインビジネスの概要ページにある「商品」セクションとSquareの商品ライブラリの「商品」セクションの2か所で、商品管理を行うことができました。今後は、サイトの商品、サイトカテゴリ、オプション、商品の詳細設定は、すべてSquare 商品ライブラリに移行します。移行後は、商品に関するすべての要素（Square オンラインビジネス固有の機能を含む）を1か所で管理できます。
- 商品：商品の詳細（商品名や価格など）の大半は、Square 商品ライブラリとSquare オンラインビジネスの間で同期されていましたが、すべての詳細が同期されていたわけではありませんでした。また、商品の詳細の一部はSquare オンラインビジネスにのみ保存されていました。商品ライブラリで商品を一元管理できるように、2023年から2024年にかけてSquare オンラインビジネスのみに保存されていた詳細すべての移行を行っています。詳しくは、Square オンラインビジネスの商品設定を管理する方法をご覧ください。
- カテゴリ：Square 商品ライブラリの各種カテゴリとSquare オンラインビジネスの概要ページのサイトカテゴリは同期されておらず、2か所で別々のカテゴリリストを維持する必要がありました。これを踏まえ、商品ライブラリのカテゴリ機能を充実させました。カテゴリの並べ替えやネスティングのほか、ひとつの商品を複数のカテゴリに割り当て、カテゴリのオンライン表示/非表示設定を切り替えられます。Square オンラインビジネスのカテゴリを商品ライブラリのカテゴリに移行し、すべてのカテゴリを1か所で管理できるようになりました。詳しくは、Square オンラインビジネスサイトのカテゴリに関する重要な変更をご覧ください。
- 商品の詳細設定と同期の設定：Square オンラインビジネスで取り扱う商品の詳細設定と同期の設定の多くを管理していたホーム画面が移行します。これにより、商品管理画面から、Square オンラインビジネスのサイトにある商品の表示方法も管理できるようになります。設定済みのデフォルトの商品タイプ・商品お届け方法・商品表示/非表示設定・Square オンラインビジネスサイトの割り当ては、[設定] > [商品のデフォルト設定] にある商品ライブラリに移行します。既存のデフォルト設定がSquare 商品ライブラリに移行する際、Square オンラインビジネスのウェブサイトや商品管理に支障をきたすことはありません。また、これらのデフォルト設定はいつでも変更が可能です。詳しくは、商品の初期設定を構成する方法をご覧ください。
これまで、Squareにはオンライン注文とPOSレジの注文にかかる税金を設定・管理する場所が2か所ありました。Square オンラインビジネスの概要ページの「消費税」セクションとアカウントと設定ページの「消費税」セクションです。これからは、チャネルにかかわらず、税金管理のホーム画面はアカウントと設定ページになります。詳しくは、 Squareオンラインビジネスの注文の消費税設定を管理するをご覧ください。
ご注意：この変更は、2024年に国レベルで実施されていきます。ご利用の国によっては、変更がまだ反映されていない場合があります。
クーポンの作成・管理のホーム画面は、Square オンラインビジネスからSquare マーケティングに移行します。この変更により、Square オンラインビジネスのウェブサイトやその他のSquare製品で使用できるクーポンを一元的に管理・編集できます。詳しくは、Square オンラインビジネスの商品にディスカウントとクーポンをを設定する方法をご覧ください。
ご注意：ウェブサイトやPOSレジでお使いいただけるクーポンのSquare マーケティングでの作成・管理機能の利用は無料です。サブスクリプション登録は必要ありません。
Square オンラインビジネスのお届け方法設定のホーム画面は、Square オンラインビジネスの概要ページの「お届け方法」セクションからアカウントと設定ページの「お届け方法」セクションに移動します。店舗受取とデリバリーの設定はすでに移動済みです。Square オンラインビジネス注文の発送設定は2024年内に移動します。
ご注意：現時点では、Square POSレジで作成された注文に、Square オンラインビジネスの注文と同じお届け方法設定は適用できません。お届け方法の設定を対面注文とオンライン注文の両方に適用できるようにするため、Square オンラインビジネスからの発送、店舗受取、自店舗によるデリバリーに関する現行のすべての機能を「アカウントと設定」に導入するよう現在取り組み中です。
これまで、Squareには注文を管理する場所が2か所ありました。Square オンラインビジネスの概要ページの注文とSquare オーダーマネージャーの注文です。Square オンラインビジネスの注文は常にSquare オーダーマネージャーに送られるものの、一部の機能はSquare オンラインビジネスでのみ利用可能でした。今回の変更により、Square オーダーマネージャーにもこれらの機能が追加され、すべての注文の管理が1か所で可能になりました。詳細については、Square オンラインビジネスのオーダーマネージャーに関する重要な変更点をご覧ください。
Square オンラインビジネスのインサイトとレポートのホーム画面は、Square オンラインビジネスからSquare データ内のSquare レポートに移行し、すべてのレポートを1か所で表示できるようになります。Squareの総合的な売上レポートの一部としてオンライン注文を表示することはこれまでも可能でしたが、新しいチャネルフィルターではサイト固有のデータに焦点を当てることができます。
また、Square レポートページに新しいSquare オンラインビジネスセクションも開始します。このセクションには、コンバージョン率やサイトトラフィックなど、オンラインビジネスに固有のインサイトを提供する2つの新しいページ（購買ファネルレポートとトラフィック&ソースレポート）が含まれます。これまでと同様、これらの2つのレポートは、Square オンラインビジネスのサブスクリプションをアップグレードした場合にご利用いただけます。
レポートへのアクセスはSquare データに集約されますが、以下の点にご注意ください。
- 履歴カートとカテゴリデータは移行されません。
- これまでのカゴ落ちメールのパフォーマンスデータは移行されません。
- Square オンラインビジネスに複数のサイトをお持ちの場合は、2021年1月1日以降のデータのみSquare レポートのサイトで絞り込むことができます。
詳しくは、 Square オンラインビジネスのレポートに関する重要な変更点をご覧ください。
Squareでは、サービスの価値をより適切に反映し、加盟店のみなさまのお役に立てていただけるビジネスツールとしてSquare オンラインビジネスをさらに改善するために、有料プランの機能編成の見直しを図っています。詳しくは、Square オンラインビジネスのサブスクリプションに関する重要な変更点をご覧ください。
これに伴い、Squareアカウントでのサブスクリプションの管理方法も変更されます。Square オンラインビジネスのご登録時期に応じて、Square オンラインビジネスまたは アカウントと設定ページでサブスクリプションを管理できます。詳しくは、Square オンラインビジネスのサービスとサブスクリプションを管理するをご覧ください。
商品とカテゴリ
従来、商品管理はSquare商品ライブラリの [商品] セクションと、Square オンラインビジネスの概要ページの [商品] セクションの2か所で行っていました。今後は、サイト商品、サイトカテゴリ、オプション、商品の詳細設定は、すべてSquare商品ライブラリに移行します。移行後は、商品に関するすべての要素（Square オンラインビジネス固有の機能を含む）を1か所で管理できます。
商品の詳細（商品名や価格など）の多くは、すでにSquare商品ライブラリとSquare オンラインビジネスの間で同期されていましたが、すべての詳細が同期されていたわけではありません。また、詳細の一部はSquare オンラインビジネスにのみ保存されていました。2023年から2024年にかけてSquare オンラインビジネスのみに保存されていた詳細をすべて移行することで、商品ライブラリで商品を一元管理できるようになりました。詳しくは、Square オンラインビジネスの商品設定を商品ライブラリから管理する方法をご覧ください。
Square商品ライブラリの各種カテゴリとSquare オンラインビジネスの概要ページのサイトカテゴリは同期されておらず、2か所で別々のカテゴリリストを維持する必要がありました。これを踏まえ、商品ライブラリのカテゴリ機能を充実させました。カテゴリの並べ替えやネスティングのほか、ひとつの商品を複数のカテゴリに割り当てたり、カテゴリのオンライン表示/非表示設定を切り替えたりできます。Square オンラインビジネスのカテゴリを商品ライブラリのカテゴリに移行すると、すべてのカテゴリを1か所で管理できます。詳しくは、Square オンラインビジネスサイトのカテゴリに関する重要な変更点をご覧ください。
Square オンラインビジネスで取り扱う商品の詳細設定と同期設定のうち、多くを管理していたホーム画面が移行します。これにより、商品管理画面（商品ライブラリ）から、Square オンラインビジネスサイトでの商品の表示方法も管理できるようになります。
設定済みのデフォルトの商品タイプ、デフォルトの商品お届け方法、デフォルトの商品表示/非表示設定、およびデフォルトのSquare オンラインビジネスサイトの割り当ては、[設定] > [商品のデフォルト設定] にある [商品ライブラリ] に移行します。既存のデフォルト設定をSquare商品ライブラリに移行する際、Square オンラインビジネスのウェブサイトや商品管理に支障をきたすことはありません。また、これらのデフォルト設定はいつでも変更が可能です。
消費税
これまで、Squareにはオンライン注文とPOSレジ注文の税金を設定・管理する場所が2つありました。Square オンラインビジネスの概要ページの [消費税] セクションと アカウントと設定ページ の [消費税] セクションです。これで、チャネルにかかわらず、税金管理のホーム画面は「アカウントと設定」になります。詳しくは、Square オンラインビジネス注文の消費税設定を管理するをご確認ください。
ご注意：これらの変更は、2024年のさまざまな時点でさまざまな市場に影響を及ぼすことになります。これらの変更がまだ反映されていない場合があります。
クーポン
クーポンの作成・管理のホーム画面は、Square オンラインビジネスからSquare マーケティングに移動します。この変更により、Square オンラインビジネスのウェブサイトやその他のSquare製品で使用できるクーポンを一元的に管理・編集できます。詳しくは、Square オンラインビジネスの商品にディスカウントとクーポンを設定するをご覧ください。
ご注意：Square オンラインビジネスおよびSquare POSレジでご利用いただけるSquare マーケティングのクーポン作成・管理機能は無料で、サブスクリプション登録は必要ありません。
お届け方法
Square オンラインビジネスのお届け方法設定のホーム画面は、Square オンラインビジネスの概要ページの [お届け方法] セクションからアカウントと設定ページの [お届け方法] セクションに移動します。受け取りとデリバリーの設定にはすでにアクセスできます。Square オンラインビジネス注文の発送設定は2024年後半に移動します。
注文
これまで、Squareには注文を管理する場所が2つありました。Square オンラインビジネスの概要ページの注文とSquare オーダーマネージャーの注文です。Square オンラインビジネスからの注文は常にSquare オーダーマネージャーに送られますが、一部の機能はSquare オンラインビジネスでのみ利用可能でした。Square オーダーマネージャーにもこれらの機能が追加され、すべての注文の管理が1か所で可能になりました。
さらに、発送注文、梱包伝票、ラベルの管理は、今年初めにオーダーマネージャーの新しい発送セクションに移動しました。Square オンラインビジネスの注文は2024年後半に完全に移行されます。
レポート
Square オンラインビジネスのインサイトとレポート機能のホーム画面が、Square オンラインビジネスからSquare データのSquare レポートに移行し、すべてのレポートを1か所でご確認いただけます。Squareの総合的な売上レポートの一部としてオンライン注文を表示することはこれまでも可能でしたが、新しいチャネルフィルターではサイト固有のデータに焦点を当てることができます。
また、Squareのレポートページの新しいSquare オンラインビジネスセクションも開始します。コンバージョン率やサイトトラフィックなど、オンラインビジネスに固有のインサイトを提供する2つの新しいページ（購買ファネルレポートとトラフィック&ソースレポート）が含まれます。これまでと同様、これらの2つのレポートは、Square オンラインビジネスのサブスクリプションをアップグレードするとご利用いただけます。
レポートへのアクセスがSquare データの一元化された場所に移動しますが、以下の点にご注意ください。
- 履歴カートとカテゴリデータは移行されません。
- これまでのカゴ落ちメールのパフォーマンスデータは移行されません。
- Square オンラインビジネスに複数のサイトをお持ちの場合は、2021年1月1日以降のデータのみSquare レポートのサイトで絞り込むことができます。
詳しくは、Square オンラインビジネスのレポートに関する重要な変更をご覧ください。